矛盾の中にある

どっちつかずだと思うのです。

ずっと気になっていたのです。
大好きな本の中の一文にこう書いてあった。
都会のエッセンスを使う理由に
「地方の人は都会の様々なコトに憧れ、頼り、参考にする。」
後者2つは納得がいく。都会って整理上手だから。
でも、最初の一言がどうも腑に落ちない。憧れ?って感じ。

都会って、せわしない所だと見聞きして知ってる。
行ってみると、まさにそうだと実感する。
田舎で生きてる者には到底住めない環境だとも。
華やかな部分と、ダークな裏側と
全部知っている訳ではないけど、せわしないってコトだけは解る。

そこに…憧れってあるのかな?

モノや情報の多さを羨むコトはあっても、街そのものに
そんなに憧れって持っていないかも。僕の場合。
大好きなデザイナーの本で唯一気に入らない所だったので
なんか随分長く引っかかっていたのです。

僕が思うに、その憧れというのは、都会の「街」そのものでなく
都会っぽく見聞きしてる「人」に感じるモノではないのかなと。
明らかに矛盾と解っていても、それを振り払うコトの出来ない状況の反対。
洗練された思想や情報で、その矛盾の中にも答えを見つける人。
そういう人って、なんとなく都会に住んでそうな気がするって
イメージが先行しちゃって出来た都会と田舎かなぁなんて。

つまり、田舎にも都会の思想はある訳です。
「街」そのものじゃない。
矛盾の中にある答えを整理出来ちゃうってコト。
今風に、都会っぽく感じたりするんじゃないかなと。

僕らは矛盾の中にあります。
振り返ると結構文句いいながら、その矛盾を否定します。
仕方ない、とは別の観点で矛盾を否定する。
自由にやるのは不可能だと。
新しいコトには馴染まないと。

でも、どうやら最近って矛盾の中に一番イイ感じの答えがありそう。
自由に、新しいコトで、いわゆる矛盾の中にある答えを見つけたら
コレって、結構面白いと思うのです。
そう、そして面白いと思ってくれる人が増えてるような感じです。

筑波のOさん、メールありがとうございます。
【T.H.S】のコンセプトを瞬時に理解された都会チックなOさん。
ちょっと強行スケジュールですが、一日中ワクワクで
筑波までの道筋を、あたまの中で考えていました。
ゼミ生の皆さんにも伝えられるよう、ちゃんと考えてきますね。

I君もありがとう。
よかったらどうです、こちら側へ来ませんか?
歓迎しますよ。

コメント

  1. 毎回楽しみに拝見させていただいています。

    介護予防のことを検索していたら、身近で凄すぎるプロジェクトが進行していたので驚きました。

    「みんながほしがるパッケージ」ここにひかれています。
    私の実家は県外で、これから先も帰る予定は今のところありません。
    でも親は年を取っていく。何か親孝行はできないだろうか?考えました。自分が携わっていることが県外に拡がっていく。そして、いつか自分の親もそれをやることになる。間接的な親孝行ですよね。

    私自身介護予防事業に携わるなかで「こんなのあったらいいのにな」と思うこと・・・それ以上のこと形にしているT.H.S。微力ながら応援させてください。

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  2. 初コメントですね。ありがとう。
    今僕が考えている【T.H.S】というのは
    まさに、本気に【T.H.S】Nippon Project なのです。

    あなたが言う間接的な親孝行に役立つものか
    今は断言できませんが、それでも
    「本当に向かう」という姿勢であなたの思いも
    実現できるシステムになりたいと思います。

    応援よろしくお願いしますね。

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