解ろうとし続ける

自分に繰り返し質問します。

何もせぬままで安定し続けるのか?
新しい安定材料は何処にあるのか?
安定の為に施す部分は何処なのか?
施す為にには何をどう変えるのか?
変更後のメリットとリスクは何か?
そして、それでみんなを守れるか?

思いつきで今を解ろうとすると無理があります。
だから、解ろうとし続けなければならない。
解ろうとするコトに、意識的に目をつぶれば
追いつかなくなった時にすごく困る。

【T.H.S】を理解するのに5年ぐらいかかりました。
5年間、解ろうとし続けてやっと5つのprojectに整理して
今、僕の仕事のすべてがその構造に沿う形で理解できてます。
あらためて当時の格差に気づく今日この頃です。

一つ一つは簡単ではありません。
政策・研究のアプローチも
対象者へのアプローチも
地域へのアプローチも
従来のやり方がある分、変えていくのはホント大変。

何故そんなたいへんなコトを解ろうとし続けているのか?

これも最近になって思うコトなのですが
カッコつけるわけじゃなく、人の為に働くというコトに
違和感を持たずからだが動くようになった気がします。
だから、全体を考えられるようになった。一部だけじゃない。
構造で、繋がっている部分が見えるようになったというか…。
認知運動療法も、通所も、研究会の質の違いも、遊び場フェスタも
入所も予防も一般も、studioもNippon projectも
すべてに繋がる線が見える…気がします。

ただ、ずいぶん長い線なので、たぐりよせてキレイに巻くのに
結構時間がかかりそうです。だから、みんなの力が必要です。
それぞれに得意なコトを活かしてくれる力が必要なのです。

解ろうとし続けるコトで、そんな人たちが集ってくれて
【T.H.S】と、それに関わる社員や生徒や街の人たちが
ピカピカになっていくイメージが強くなっていきます。
たぶん、それがこの面倒な【T.H.S】を実行させようとする
エネルギー源なのかなと思っています。

もうすぐ3月が終わりますね。年度が変わります。
早いもので37歳の年を迎えます。年を重ねてますが
まだ解らないコトが多い、というコトを解っているつもりなので
色んな事を解ろうとし続けたいと思います。
Nさん、いつもありがとうね。

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