原点回帰

原点、大切にしていますか?
自分自身によく問います。

日々の忙しさに合わせて流れてしまいそうな言葉、原点。
新しい仕事を考えていく上で、おざなりにしたくはない。
原点への意識に、やはり成功のカギはあると思うのです。

ブレない意識、自分の意識をちゃんとしていくもの。
ちゃんとする為に意識してくもの、そんな感じ。

僕自分の中のイメージでは、「壁に貼った目標」の様な。
実際にやると。ちょっとその行為に気恥ずかしさもありつつ
いつもその目標が壁に貼ってあるイメージを持つことで
自分という日々、揺れ動くものをちゃんとしていける。

【T.H.S】は原点回帰です。僕の中でそうです。
その構造が視覚化されたのは何年も前の議論の中だったし
途中の日々で意識してたのかといえば、そうでない時もある。
積み重ねた仕事の中に自分が大切に思うコトが埋もれてしまう。
色んな事が出来るようになるとなおさらで、深さが増す。
積み重ねた仕事と、出来る幅の広がりと、知る量の深さ。
そうやって、見えなくると、見えなくなるコトにも気付かず
見えないままでいたら、見なくなっている。
そして原点を忘れてしまいそうになる。

この時に大切なのでが「壁に貼った目標」みたいなモノ。

自分が何に迷っていることに気がつかせてくれるモノ。

そして今の自分の一つ一つに繋がってる感じで。

若い頃の衝撃は、勢いだったり、無関心だったり
特に、それにどうこうという強い意思もないまま
深く「どうして?」とかも考えないコトが多い。
目標を壁に張るのも気恥ずかしかったりする、若いし(笑)

でも、一つの画として残してた【T.H.S】の構造図は
今の自分の仕事を、無意識で執念に近ぐらいで支えてて
気恥ずかしくもありながら、壁に貼ってた目標でした。

自分の原点を大切に思うというのは、とてもいいコト。
今今ながらそう思います。
伸びを懐かしむのではなく
色んなコトに感動できるようになった変化を
どうやら肯定できる。

僕の机の前に無造作に貼ってある訳でではありませんが
何かに迷った時、自分の中からは、とても答えが出せそうにない時に
ちらりと壁に貼ったイメージのその構造図からヒントを得てきた感じ。

すると、勇気や忘れかけていたもの、変化を考えた時のコト
色々と始める時に考えていたことなどが頭の中で蘇ります。
きっと、そうした時々によって影響され、自分が作られていって
そんな自分の今は、そんな原点とたまに照らし合わせてみるコトが
とてもいいことなんじゃないかと思います。

ちょっと若い人たちと話す場面があって
昔から今までのキセキを話す機会とハンバーグがあって
こうやってくんだよ、なんて話してたら
何となく原点を意識してた気がしたので。
ある一定まで行くと、原点ってかっこいいと思います。

ちょっと宣伝っぽいですが【T.H.S】を軸とする
各プロジェクトは、そういう発想を形にしています。
原点回帰の中から出た発想の各商品が出来ていってます。
新しいんだけど、続けられていくこと、残ってくことで
何かそういう世界に関わる人々が、何かで迷った時や
元気がなくなった時に、そこで続けている【T.H.S】な何かを訪ね
混沌とした世間で、自分でも解らなくなりつつあった考え方ややり方に
何かがハッと見えるはずです。そう思ってやってます(笑)

今日は知恵の対価が前に進んだ記念すべき日です。
また一つ、形にする中身が現実味を帯びてきました。
「大切なものを思い出すきっかけ」なるといいなと思っています。
原点と、そこからの変化を楽しめる場所になればいいなと思います。

原点はありますか? 大切にしていますか?

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