こだわりの場所とこだわりのモノ

ひたすら通ってみるという手もありです。

僕はある場所が大好きで、結構よく通います。
よく、第二研究室とか言ったりします。
最初は、効率的に仕事出来たり勉強出来たり
パーソナルな「知的空間」にしちゃって通ってました。
人の店ではありますが、居心地がよかったので。

でも、今通っている理由はまた違うのです。
知っている人は知っているはずなので
みなまで書きませんが、こだわり目当てで通ってます。
一つは快適で、ひとつはなんとも美味しい。
その場所で、そのモノを食べないと
なんか一週間頑張った気がしない、という感じ。

たいして手を加えている感じはありません。
照明とか手作りの感じだし、柱はカーテンで隠してる。
棚はどう見てもホームセンターだし、レジも旧式。
ケーキが入ったちっちゃなショーケースも
どう転んでも中古だし、表立って置くには…なフォルム。
お世辞にも内装にお金掛けているとは言い難い。

でもね、イイ感じなんですよ、そこ。

あるもので、上手にまとめてる雰囲気がいい。
飾らず、飾るって感じの絵本や食器やひざ掛けや。
壁のタイルやレジ前のポストカード、棚の上の外人人形。
そのお店がそこにあるコトを後押ししてる感じ。
そこで出されるスコーンとコーヒーが大好きなので
なぜか何回も行きたくなってしまう。

今日、リフォーム屋さんと話している時に
自分で話しているコトの意味に、自分で気づきました。
そこに在るってコトの意味は、そこに在るコトだけで
もうある程度は完成してしまっている。
後は、そこに在るコトの意味を、ちょっと後押しする
そんな雰囲気を作り出してくコトが大事なのじゃないかと。
なんか、差別化する為にあんまり中身をいじりすぎると
そこに在る何十年かと、いじった中身とが
ミスマッチになってしまう気がしたコトに気づいた。

これって、今はまだ上手く言葉で説明できないのですが
クローバーってコンセプトにすごく大事なコトかも…と
ハッとした瞬間でした。

創ろうとしているコトを作る時に気をつけなきゃいけないコト
そこに在る意味を壊さないように、創りたい形にするデザイン
どうやら、もう一回考え直す必要があるかもしれません。
そう思ってしまった。いい意味で練り直したい。
今週末のいい肴になりそうです。

でも…飲んでもスコーンとコーヒーには行くかな(笑)

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