矢沢栄吉

NHKで特集やってました。
還暦だそうで、でもスゴイ若い。

曲の良し悪しは好みの問題としても
この人のシルエットを見ながら
少し考えたコトがあった。

この人には「型」がある。
スタイル、というのかな。

たぶんこの人はスタンドマイクと
タオルを肩から掛けたシルエットだけで
きっとこの人だってわかると思う。
それくらい「型」が美しいと思った。
ミュージシャンなんて星の数だけど
その星の数の中でもシルエットだけで
わかる数少ない人だろうと。

音楽という型を極めていった過程で
身体が矢沢栄吉を語る様になるんだろうと。
ちゃんと身体がある人だと思った。
身体がその人を表現するというコトは
随分前から僕の考えの基本的な視点だけど
今日はあらためてそれを感じた。

身体はその人を語る。
型を極めると、身体がその人を語る。
言葉と型の違いについて
僕はまだうまくは説明できない。
一つ確かなのはテレビの中の永ちゃんは
還暦だけど確かにカッコよかった。

僕はまだKCを着続けるくらいしか
身体で自分を表現出来ないけど
いつかその中身でKC以上のモノを
表現できる身体になれるよう
その型を極める地味な努力を続ける。

極めた型と表現する身体があるから
幕張メッセは人でいっぱいになるんだ。

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