変態と珍獣

「変態を紹介しますわ!」


ビルの48階、懇親会の会場の席での出来事。
お決まりにカンパーイと始まって、すぐに。
初日から、名刺を配る度に説明してたコトで


「同じ感じの変態がね、居てるんですよ!」


開始間もないのにテンション高いよなぁ…。
ん…というかさ「同じ感じ」ってなんだ?
さっき変態紹介しますって言ってたけど
「同じ感じ」ってどうも引っかかるぞ…。


初日、会場から7分歩いた夜のビルの中で僕は
どうやら変態のカテゴリーに分類されたらしい。
それも珍獣扱いだ。とにかく珍しいらしい。


「どこに居てんのかなぁ…おれへんわ」


こういう時の懇親会って場の意味は
値段相応のモノを飲み食いするという場でない。
女王様の様な仮面やドレスの無い社交会よろしく
グラス片手に、割合感じのいい夢物語と、そして
意図的な笑いの中の現実話で人の輪を演出するコト。
それが目的ってぐらいは解ってる。


「あ、おったおった。こっち来てんか!」


まだ、ビールとから揚げ二個のみなんだけど…(泣)
ちょっと(かなり)腹も減りつつご紹介タイム。



「はじめまして」


「はじめまして、宜しくお願いします」


「どちらの方ですの?」


「あ…あの、長崎から来ました」


「へぇ、長崎。いいトコでんなぁ」


「彼ね、長崎でこない…、…、…。」


と3人の会話が続く。楽しかったです。
頂いたお名刺がね、すごいカッコよくて。
質感溢れて、カラーの写真入りでいかにも。
ちなみに僕のは手作りですけど、何か?(笑)


頂いたお名刺には、デイサービス&Cafe Bar と。
あ、なるほどぉ。それで「同じ感じ」なのか、納得。
確かに、思いついてもやる人は極端に少ないスタイルだ。
ん…でもまてよ、変態って…。


疑問は残ったまま、話は和やかに進んでいった。


自分で何かを起こすコト。
これ、ブームになっちゃいけないと思うけど
何かのムーブメントであればよいと思っている。
今回のセミナーに集まった方々のコアな所は
この自分で何かを起こした人達が中心になってた。
全部で70人ぐらい居て、グループがあるらしい。


そして起こした人達は、その相互の特殊な環境と
各々の熱く新しいモノに取り組む姿勢を総称し
愛情と親しみを込めて「変態」と呼びあってた。
リハの志は同じく、ただ方法論が独特だってコト。


そっか…飲食なんて僕ぐらいかと思っていたけど
もう一人、居たんですね。よかったです(笑)


僕が「変態」グループかどうかはこれからです。
(呼び方をどうも素直に喜べないけど…)
でも、これからの目線で見て頂いて
試練も含めてガンバレって声かけて下さって
とても心強かったです。有難うございます。


昼はデイサービス、夜はカフェバー。
確かに変態なコンセプトです(笑)
でも僕も自分のコンセプトに自信、あります。
だから、皆さんのご期待に応えられる様
「変態」目指して頑張ります。


…もう少し、素直に喜べる表現だと嬉しいけど(笑)


もう一人、ご紹介頂いた北陸の大名からは
「君は、いい毛並みをしているな!」とのお言葉。



う~ん…。



「変態」と「珍獣」か…。



誉められてる…よね。
ちょっと複雑(笑)

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