まじめな話。

何か、ふだん不真面目みたい(笑)


さて、介護予防の今後をthinking!
…やはりどこか不真面目か(笑)
で、ある所の一文です。


>介護予防、要支援1,2 の対象者
>さらに将来的に要介護1,2が
>地域支援事業に移行した場合に
>介護保険対象から外れ
>短時間通所リハビリの対象からも外れ
>理学療法士の報酬を頂ける範疇から
>対象者が減少することになる。


正直、見て幻滅しました。
もしこれ、本気で書かれてるのなら
もう少し勉強されてほしい。


平成20年12月
地域包括ケア研究会報告書。
平成21年3月
総合的介護予防システム。


この二つの大きなマニュアルが
今後の介護予防を示してます。
よく読んでみましょう。
読めば解ります。


2005年改訂。

直接的なサービスが準備された。
①地域包括支援センターの創設
②地域支援事業と新予防給付
③食費・居住費の実費
(ホテルコスト)
④ケア付き住宅の充実推進
⑤地域密着型サービスの創設


2008年改訂。

介護職員の給与3万円UPの陰で
間接的なサービスが準備された。
自助、共助、公助の3要素。
いわゆる有機的連動システムです。


おまけ。短時間通所が認可され
理学療法士の配置で算定される
DSの個別機能訓練加算が出来た。

doctorの配置以外
DSとDCの違いは無くなりました。
誰も声に出さないけど
リハにとって革命的な内容です。


この後、要介護認定調査が改訂。
認定の結果が著しく軽度になり
昨年9月までのケアプランは
暫定制度でてんやわんやだった。
介護保険の認定が向かう方向を
読み取るに十分な出来事でした。


政権が変わりましたね。
事業仕訳で地域支援事業の評価は

「予算縮減」

>地域支援事業の重要性は全員が認識。
>でも厚生労働省の説明は不十分。
>事業を継続すべきかどうかを検討。
>以上をを強く申し上げたい。
というコメントでしたね。


上の内容をプラモデルで考えます。
2005年でプラモの材料が出揃った。
2008年で説明書を準備した。
介護予防と地域ケアと接着剤があり
完成した後に飾る場所を迷ってたら
お母さんにココしかダメと言われた。


2012年の改訂は
介護予防と地域包括ケアが一体化。
ココまでの歴史的流れをみてれば
その拠点づくりをイメージしてる。
プラモデルは、完成して飾ります。
イメージが欲しているのは飾り先。


個人病院なのか?
地域包括支援センターなのか?
訪問・通所の施設なのか?


もし、自民党政権下だったら
在宅リハセンターの構想のまま
個人医院がその役目を担ったはず。
しかし政権交代後、宙に浮いた。
地域包括へのリハ専門職の配置が
マニュアルの中に明文化されてて
鍵を握るのは訪問リハステかな。


僕の戦略はこうです。


ケア付き住宅を持ち
地域密着サービスを持ち
内持ち、外付けの双方から
リハやケアのサービスを提供。
介護予防にも地域ケアにも強い。
自助、共助、公助の為の
ボランティア的な組織を持ち
自由度の高い民間組織でもある。


ここでまた文章を引用します。


>地域支援事業での活動が
>確固たる職域に
>達していない状況では
>その領域を他の職種に
>占有される事態にもなる。
>同時改定までに
>戦略的活動を行う必要がある。


引用に前に書いた内容以上の
具体的戦略的活動を期待します。

ただ、もし…
要支援1,2が,介護1,2が
地域支援事業に移行して
理学療法士の範疇から外れる。
それを本気で言ってるなら
大変な事ですよ。


>3カ年計画を提案し
>関係各位の審議を頂き
>追加予算も合わせて
>採決をお願いしたい。


ホント期待してますから。


今日は辛口でしたね。
気分を害された方
すみません。
犬も、たまに噛みつきます。

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