明日彼らに話すコト。

新たな枠組みが必要と思うのです。



ずっと僕らは学術至上主義だった。
もちろん、今も、最重要領域です。
技術だって、理論の背景は不可欠。
学術の高度化が技術の質を支えた。
だからこそ学術至上主義でいます。



でも、少し思い出してみたい。
何か、忘れてきたモノはないか。



僕らは、誰が為の仕事か。
というコト。



学術の高度化は素晴らしい。
もう僕には追いつけないし。

技術の革新も著しく、速い。
僕はとうにおいていかれた。

ただ、あまりに高く、速くて
始まりも見えないくらいになった。



最初に習ったコト。
ROMだったし、MMTだった。
ADLもあって、QOLも知った。
今、特殊な分析や、オリジナルが
吹き飛びそうな名前の技術でも
根源はそこかも…と、時々思う。



僕がやろうとしているコトは
特殊な解析が必要な研究ではなく
革新的な治療技術でもありません。

ただ単に、来てくれる人に
喜んでもらう為の場所づくり。
だから、学術や技術でなく芸術。



自分達の古き良き伝統の方法で
その方法を徹底的に磨き上げよう。
PTとしての基本的なデザインで
使う人が長く使いたいと思うサービスと
少し、かっこよさが香る場所とで
来てくれる人と最高仲良くなってみる。



これで、介護予防や機能向上は
うまくいかないかなぁと思ったりします。
そんな場所が日本中に出来たら
僕がお客さんと思う人たちは
もっと元気になるんじゃないかなぁと。
芸術なのでEBMは無いけど、感動で。



僕は、リハビリテーションやPTの
次の領域にデザインは必ず要ると思う。
KCを着ていて、学術や技術が凄いと
思う立場だからこそデザインをやる。
素晴らしい学術や技術があるのだから
人々の手に届く形にデザインしたい。



僕がやろうとしているコトは
そういうコトです。

かなり突拍子も無い発想だし
誉められるコトも少ないかもですよ。

苦労も多いと思うし、気遣いも沢山。
迷うコトだってしょっちゅうで(笑)



それでも、リハビリテーションやPTで
デザインをやりたいって若者が居るなら
僕は、全力でその為の場所を作ります。

学術や技術と、使う人の間に立って
難しさを優しさに通訳する様な立場で
PT的な新しくカッコイイ場所の創造。



効果が人の感動で測れるような場所。


難しいね(笑)



明日、ゆっくり話そう。
残業、頑張るからさ。

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