はじめました。

はじめた時に
重ねて買った本が並ぶ。






本棚に並んでいるので
タイトルがこちらを向く。






並んだタイトルを見て
その時しようとしてたコト。
スゴク短い昔が懐かしい。






脈絡の無い本のタイトル。
でも違うんだ。その時は
一つひとつが繋がってて
僕は全部が知りたかった。






一冊を手にとってみた。
表紙も帯もボロボロで
ところどころ破れてる。







まだ中に付箋が貼ってる。
蛍光ペンの線が引いてて
書きこみがあったりする。






写真や文章を大事にした。
イメージを強く作る為に
とにかく一つひとつが
とても大切で、一つも
疎かにできない大変さを
自然に感じていたから。






「はじめました。」






外に向かっていうコトが
こんなに大変だと知って
夜によく苦笑いをしてた。






そして手に取った一冊。
中身がとても新鮮に思える。






今、本棚に戻して並べた。
タイトルが僕を眺めてる。






いつしか見なくなってた
本棚のその一冊一冊から
声掛けられてる気がした。






「よくやってるよ」






カッコつけてる訳じゃない。
瞼はまた二重になってるし
こんなコトを書いてるのは
疲れのせいだと自覚してる。






でも、何も言わない
本棚の一冊一冊に
一番欲しかった一言を
言って貰えた気がして。






今週末ぐらいは
少し、休むかな。






サウナ行ってきます。

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