引締

何を成そうとしているか。










理学療法士としての誇りは
確かに、奢ってしまうぐらい
強くつよく、意識をしている。










ただ自分が在る現状や環境が
そうとだけ言っていれば
務まる世界でないとは解ってる。










だから、他の理学療法士が
やらない様なコトをやりながら
自分なりの理学療法の形を
ずっとずっと追い求めてきた。










学術、技術の専門論は当然で
情報の整理、活用の仕方とか
そこからの企画、管理、経営
そして今、人材育成や教育も。










なぜそんな
やたらめったら
広い仕事の範囲が
必要だったのだろう。










何を成そうとしているか。










日々、決まった仕事をこなす。
それも重要な仕事との前提で
それを成そうとは思ってない。










お前何しようとしてる?








目指した場所はどこだ?








そこに行く理由は何さ?








どうやっていくつもり?








着いたら何が得られる?








得た何かは何に成るの?










そういう自問自答を
たまにしないと気が緩む。










気をつけなきゃいけない。










緩んでないつもりでも
緩んでいる時が必ずある。










自分に厳しくなくなってる。
そう感じる時はそういう時。










僕は成したかったコトは
僕しか解らないはずで
言葉に出来ないからこそ
成し遂げる意味があったはず。










僕が理学療法士として
客も社員も住民も含めた
人へ出来るコトが何なのか。










5、6年前。






2、3年前。






去年、昨日、そして今。










その時々で僕自身は
考えも行動も想いも仕事も
色んな事が違ってたはずだ。










だからその時々で
一生懸命やってたコトは
その時々で形が変わっていて
正しいコトなんだと思う。
大切なのは、ちゃんと
その時々で考えていたか?










というコト。












今この瞬間
理学療法士として
成したいコトが何なのか。
成すべき形がどうなのか。










ふっと気づいてしまった。










考えが、緩くなっていたと。
血が足りないみたいに、今は
考えが体に少し不足してる感がある。










引き締めていかなきゃ。










危ないあぶない。

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