女海賊

社長編と書いてしまったコトもあり
文の着地点が社長業になりがちで。
正直、あまり面白い文章にならない。
ので…少し離れて自由な気分で
今日は書いてみようかしらん。





今一番の自分の関心事は
気仙沼の被災地取材です。
指折り数えて待つものではないけど
でも行くコトで僕は、何を学ぶか。





現地に会いたい人がいる。
つぼタン。同業者で女性。
介護予防研修会で知り合った。
男の人の様な女の人です(笑)





そして僕が
女海賊として唯一認めた人。





今回の支援活動は、彼女が
現地コーディネーターとして
随分早くから動いてくれてて
僕のルール破りな支援活動を
彼女が現実にしてくれた。





今年の1月、彼女からメールを貰った。





6月には病院を退社します。
最初はNPOから始めるつもりだから
色々教えて欲しいと思ってます。
必ず先生を仙台に呼ますから
嫌がらずに来て下さいよ!





喜んで行くよ。
美味いもん食べさせてくれよ!
と、返事を返していた。





そして、3月11日。





今彼女は、被災地支援の
コーディネーターとして超多忙。
途中、荒んだメールも多かった。
その度に僕は、俺達は同士だ。
リハビリテーションやるんだ。
そう励まし続けてきた。





反面、何も出来ないコトが
とてももどかしかった。





彼女を励ましつつ、その一方で
自分の仕事を見つめ直すコトも
とても多かった様に思う。





そのやりとりを続けて
僕は仕事の視点が変わった。
ギヤが上がったというか…。
まだはっきりは書けないけど
明らかに自分の中に仕事への
違う視点に気付けたと思う。





だから志願した。
向こうへ行くと。





僕なんかが一人入ったトコで
大きな戦力にはならないだろう。
でも、行った事実を伝えるコトは
出来るかもしれないと思っていて
そこから生まれる何かってのを
僕らの仲間に期待したい。





今日、彼女からメールが来てて
石巻の取材もOKになったと連絡。





それともう一つ。





出来るトコからなんですけど
自分のNPOで受けていきます。





そう書かれてた。





僕は、彼女自身の仕事が
進んでいると思ってなかった。





震災のとてつもない状況の中で
新たな海に飛び込む仕事など
進めているとも思ってなかった。





でも、彼女は進めてた。





自分のグランドラインを目指して。
周囲がどんな状況にあろうとも
自分の意思を貫いていた。





くっそぉお~…
カッコイイぜ、つぼタン!





正直、メール読んで感動したし





ぶっちゃけ、悔しいぐらいカッコイイ。





やるね、認めるよ。





女海賊。





大きな海で会おう。





僕も負けないよ。

コメント