繋がってる感

正直僕は、役所の人が苦手だ。
でも今回ずっと同行しているのは
役人の立場で地域リハをやってる
県庁職員の方です。


僕の苦手な世界。
管理統制、全市全県全国的に。
決断力にスピード感が無い組織。


最初思った。
ん〜ちょっと苦手。


僕は行政の感覚に馴染まない。
ルールを壊して先を急ぐ。
行政の彼の仕事は、ゆっくり
間違いの無い正しい仕事。


行政の仕事より民間。
スピードもクオリティも
行政より民間さ、と思ってた。
ある意味、まだそう思う時もある。


ただココは違う。


順番があって、今は行政なんだ。


民間は次にやってくる。


だから今は手を出してはいけない。
本当に、自立環境を整えてないと
いざって時、民間サービスを買えない。


いずれ必要になってくる
自分でサービスを買う感覚を
養う為に今、ちゃんと自律しておく。



今日仮設を終日歩いていて
ふとそう考えた。


この街の人になるなんて
とても無理だから


僕らに出来るコトは
自分でやるからいいよ
そんな言葉を、住民の意識を
コミュニティの力ってのをさ


信じるしかないんだってコト。


物資より、人夫より


繋がってる感を望んでる。


繋がってるコトで自分達は
可哀想な人達ではなく
被災した街の住人であること。


コミュニティの力を信じたい。


今日、本当にそう思った。

コメント