問題を謝りながら進む。

災害ボランティアの報告書。
意見、感想をくれた皆さんへ。
どうもありがとうございました。





自分でも「新境地かな…」と
そう思える文章が書けたので
コメント頂けて嬉しかったです。





貴重な経験があったから
考えるコトが沢山ありました。





災害ボランティアもそうだけど
活動を通して色々教えられて
仕事をゼロから考え直したな。





志が集まって、色々始まる。
始まる時間は無我夢中だし
成功も失敗も関係無いわけだ。





創ってく一つ一つが形になって
触れる感触が得られていくと
その瞬間が一番楽しい。





時間はどんどん進んでいく。
形もどんどん増えていくんだ。
触れる感触の幅も広がってく。





時が経ち、形や感触が整うと
やがて、使い方が生まれてく。
もっと良い形があるはずだと。





見えたから、知れたと思う。





少しでも、少しでも。





ほらココが、ソコが。





悪い所は直していこうよ。





きっと良くなってくからさ。





気仙沼ホルモンを初めて食べた。
美味しかったな、B級グルメ。
初めて日の、初めての夜だった。





「変わりなんて出来ないよ」

「勝手に来て問題だけ見つけて帰る」

「後は誰が尻拭いするんですか?」

「三年ココに住むならいいけど」

「本音言えばね、ほっといて」





「問題見つけられる度、僕謝るんですよ」





問題なんて解ってる。
最初からの問題、今の問題。
これから予測される沢山の問題。





だから問題なんだ。





その問題をどう解決してくのか。





彼らが欲しかったのは
問題への指摘ではなく
解決法。





そしてそれが…
すぐに見つからない事も
時間がやたらかかる事も
到底解っちゃ貰えない事も





彼らは、よく解っていた。





「でも進むしかないし、僕は謝り続けます」





仕事をもう一度考えたな。





問題を見つける事は簡単だ。

問題だと言うだけなら、いくらでも出来る。

問題の後ろには解決という決定があって

問題解決の為の決定の中に仕事がある。

問題解決の決定には責任が伴う事を

彼はよく解っていた。





だから後藤さんは
謝り続けると言ったんだと思う。





何も無い所から先に進む者の覚悟。





何も無い所に形を創っていく者の責任。





進むコトが僕の仕事だ。
 

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