自分に無いスパイスを振りまく人が傍にいる。

周りに居た人達はみんなそうで、それなりだ。
経験や知恵がアリ、僕に無い能力を持っている。
同じ世界に住みながらその能力に違いに気づき
改めて眺めてみるとそれはそれで面白い。
僕らの世界にもこんなにバリエーションが許された。





色んな人が居て、今の僕には色んな人が要る。
だからこそ、色んな人に居て貰う為に仕事をしてる。
自分の中に色んな能力が蓄えられたと思ってても
やはり自分に無い能力を持っている人は居て
傍だったり遠くだったり、すぐそこの違う世界だったり。





人のテンションを上げてく人が居る、好印象というか。





僕は、面白い奴だと思ってもらえるコトは多い様だけど
人のテンションを上げてく能力を持ってない気がする。
でも、何気に人のテンションを上げてく人って、居る。
パートナーシップのスパイスになるようなイメージの人。
そういう人が居ると、議論や口論や愚痴が形を生む。





残念ながら僕はそのスパイスを持っていない。
それは明らかに僕に無い能力だと思っているんだけど
これからの僕にはやっぱり必要な能力だと思っている。
無い力を、今更身につけることなど出来ないので
必然的にそんな力を持っている人に興味が吸いつく。





体力や思想にまかせて全てを勢いよく食べ尽くす。





そんな経験の仕方がもうそろそろ終わろうとしている。
今、僕のこれからの仕事の注文が「広がり」なのなら
やはり自分に無いスパイスを振れる人がとても大事で
知らないというコトを何となく素直に受け止めれる今は
つながりに旨みコクを足すスパイスな人に近づきたい。





スパイスを振りまく人の傍に居る時は、言葉が盛る。
言葉にスピードがあって、行き交う時に糸を引く様だ。
お互いの間をグルグル糸を引きながら飛び交う言葉は
絹の様な細い糸だけど、幾重にも重なり、包んでく。
包まれるイメージはすっかり旨みとコクに溢れてる。





自分に無いスパイスを振りまく人は見つからない。
探して見つかるぐらいならこんな苦労はしていない。
そんな時、こんな時に居たらなって思うコトもあるし
そういう時に居てくれると満足感を見つけてくれるし。
自分のスタイルに自分に無いスパイスが必要と感じる。





面白かった。そのテンション、イイ感じで何か生みそう。





自分達の世界の変わらない毎日があって





違う世界の旨みとコクに深さを感じる。





言った通りだったでしょ。

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