仕事を創れる環境が創れたら成功なんじゃない?

僕らの業界が厳しくなったと言われて結構時間が経つ。
それに対して、対策を立てているかと言われても無い。
どちらかと言えば、対策を立てろと言われてる側かな。
今日は午前中臨床だったけど、そんなコトを考えてた。










先日会議の席で、ある大学の先生がおっしゃられてた。










起業出来た人のみが「成功者」の様な扱いの今の風潮は
起業者優先主義の様で、全体としていかがなものか。
それより、現状を調査して把握して、現在事項を整理し
しっかりとしたエビデンスを提示していくコトが大事だ。
それが全体の発展に繋がるのではないか。










わたくしめは、ニコニコして聞いていた。
誠実に、ごもっともだと思ったからだ。










発言には二つの趣旨があると思う。










一つは起業者に対する偏見(笑)










一つは学者としてのプライド。










どこかの先生の名言です。「起業者は変態だ」(笑)
僕も起業者であって、経営者としての自覚があるつもり。
変態かどうかは別として、特殊な者としての自覚だよね。
それは第三者的には「成功者」と見えるのかぁ、へぇ…と思った。
いつも通りです。肯定もしないし、否定もしない。
ただ一つ、貴方が思ってるほど「安心感」は無いよ。










僕は科学や研究から足を洗った人間なので
エビデンスの類いをコメントするに値しない人間だと思う。
僕の仕事を創って頂いたのは研究。研究には素直に感謝してる。
研究の成果が、仕組みとなり、人々へのサービスとなって
社会システムとして機能して今僕らの仕事になってる。
ただ、今は厳しい現実があるから、それだけで大丈夫かな。










ご批判はあまんじて受ける前提で、僕は起業者を創ります。










だって、そのままいったらたいへんそうだもんね。










自分で何でも出来る人、創っていかなければ
一体誰がこれからの僕らの未来を担保してくれるんだろう。
そう思いませんか。










大学の先生の発言は、僕にはこう聞こえました。










今までがスゴいから仕事は創らなくてもある。
何もかも今まで通りやっていればいいのである。
ほっといても仕事は自然発生的に生まれてくるから
増えた人をもっと増やしていっても仕事は足りるのだ。
だから、起業者ごときが仕事を横取りするな。
我々の仕事が無いと困るだろうが。
さぁ、仕事をまわせ。










誰に言ってるんだろう。
僕かいな。










僕は起業者を育てたいと思います。










自分で考え、自分で行動し、何かを創れる人。
どうしたらいいですか?と聞かない人。
こうしたいけど、どう思いますと尋ねてくる人。
それって仕事を創っている人なんだと思います。
これまでの仕事を新しい形にデザインしたり
今の形にアレンジしていける人。










大きな所は古い事しかやりませんから
僕の様に小さい者が新しいコトをやりましょ。










これから毎年、僕らに成るの何割かの人達は
「新卒で安定した医療機関に正社員で雇用される」
それ以外の道を進む必要がでてくると思ってます。










安心感無く、学問より、気配りばかりの毎日を送る。
起業者なんて変態、全体の何割かでいいと思います。












全部じゃなくていいでしょう。










全部が成功者なら大変なコトですよね。










ねぇ、先生。

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