到達感と閉塞感の入り混じった空気を浄化してくれるすんごい発明みたいなモノ。

やはり昔の人は良い言葉を創るのである。
結局今、自分の仕事を整理してみれば
とどのつまり昔の人の言葉に落ち着くんだ。
今も昔も良いモノは、骨格がしっかりしてる。





学生や若い仲間達にも話したが
今の時代は、僕らの時代とは大きく異なる。
リハビリテーションや理学療法のスタイルも
時の流れが逆転している現状がある。





細かい話を四の五の書くつもりはないけど
実際、臨床→地域という流れはもう終わった。





地域包括ケアシステムが論議されて
在院日数を著しく減少し、先ずは家へ帰す。
その為にまずADLを上げて在宅リハで機能。
昔は機能→ADL、今はADL→機能という流れ。





先ずはADLを上げて家に帰り、地域に戻って
それから機能を考える。その為に医療を選ぶ。
この流れはとても大切だし、理にかなってる。
金がなく、人が溢れ、仕組みが大事な今だから。





自分自身の事業の方向は間違ってないと思う。
自分の夢の形に近づいているし、僕は新しくもなれた。
違う世界に飛びこむ度胸もついたし、視野も広がった。
人知れずした努力は、人知れずのままでいいと思える。





活動

思考

行動

実行





39歳になった今、これは形に出来たんだと思う。
満足したらそれまでという人もいるかもしれないが
僕は、敢えて形に出来たと思う事で満足していいと思う。
少なくとも誰も見た事が無い世界だってみる事が出来た。





これまでやってきたコトが、これでいいんだと思う。
最終的には一枚の紙を飛び越えた所にある自分の役割
そんな所まで考えるコトが出来ているのだから、やはり
正しく適切に、最大限のコトが出来てるんだと思う。





でも反面、大きな世界で色んな所で軋轢は生じている。
既成概念や既得権益で幻の自分達像をまだ信じる状態。
新世界への導線が対立と破壊だけで進むと思い込む状態。
全体として到達感と閉塞感が交わり現実的な夢を見る状態。





だから結局、あちらこちらで争いばかりが起こる。
全てがやり方に困り、先が見えず、でも成長ばかり急ぐ。
みんなが何かを欲しがっているのに、欲しがっている何かを
ちゃんと整理して、僕達の次はこれなんだよねって言えてない。





僕らは今、今までに満足をして一度幕を引く必要があると思う。
でないと次に欲するモノが何なのか?冷静に考えられないよ。
一度満足するコトで、じゃあもっと満足出来るモノや形や仕組み
それが何なのかってコトを考えていくコトが出来ない。





知識、技術は行く所まで行ってしまったのだと思う。
そんなコト誰も思っちゃいないかもしれないが、だから
到達感や閉塞感が交わる変な空気が流れるのだと思う。
そして業界全体が待っているのは、産業革命なのだと思う。




だれかの何か、突拍子もない創造を待っている。





みんなが思っているんじゃないかな。
誰か何か、いい方法考えてくんないかな、って。
今の到達感と閉塞感の交じった空気を浄化してくれる様な
突拍子もないアイディアというか、それを待ってたりしないかな。





それがあるとみんなまた仲良くなれる。





それぞれの範囲に役割が生まれ仕事が出来る。





課題が出来るし、行き先が定まってやる気が出る。





経験のある者にも、未来のある者にも夢が生まれる。





これからの日本がやろうとしているコトにも十分加わっていける。





今の僕の仕事にもつながる。





そんな何か。





探さねばね。

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