三線と島らっきょう、こーれーぐーすと不思議な神様と、素直で可愛い人達の島に行ってきました。

先ずは、お呼び頂いた沖縄県士会の皆さんへ
心から御礼を申し上げます。ありがとうございました。
短い滞在時間の間に、最大限のおもてなしをと
配慮して頂いた全てのコトに感激しました。





神谷さん、池城先生、仲本先生、宮里さん
一番最初にご質問にこられた石垣島のPTさん。
陸奥君、砂川さん、南風の大将、高良さん
会場で準備にあたってくれた若いセラピスト諸君。
研修会会場は、嘉手納基地の目の前で
そこにお集まり頂いた100名の参加者の皆さん。
僕のつたない話しにつきあって下さって。
本当にありがとうございました。
少しでも、皆さんの心に残る話しが出来たのら
本望です。





2日間滞在して、最高気温は20度。
那覇空港には、クーラーが入っていた。
やはり南国、そして、王国。





楽しいコトは書けばキリがないし
今日はその記憶に浸っていたいので
詳しく書くのは明日以降というコトで(笑)





一つだけ書こう。





斎場御獄(せーふぁーうたき)という所へ行った。
琉球王国最高の聖地らしい。





とても厳かな雰囲気の場所、世界遺産とのコト。
案内してくれた砂川さんは、何故か僕をそこへ
案内したくなったのだと車の中で話してくれた。





斎場御獄に着き、参道に入ろうとしたら…





「先生、お参りには一人で行っておいでなさい。」





「ん?一緒に行かないんですか?」





「いいえ、貴方は一人で行かれた方がいい。」





と、にこやかに笑ながら僕を送り出してくれた。





滑りやすい山道の参道を一人テクテク歩く。





寄満(ユインチ)という所。
これは、王府用語で神聖な台所らしい。





大庫(ウフグーイ)という所。
拝殿だそうだ。





最後に入ったのは、三庫理(サングーイ)
久高島をのぞむ拝所。





サングーイには岩に丸い穴が空いていて
そこから久高島という島と海が見える。
その日、沖縄は曇りで少し日が陰ってた。
斎場御獄も全体的に暗薄い。
まぁ、こういう場所だしこういうもんかと思って
そのサングーイの拝殿に入った。





入ったとたん、ふっと空が明るくなった。





拝殿の丸い穴から見える青い空の色が
どんどん青くなっていく。
それに呼応するみたいに、久高島の海が
もっとどんどん青くなってく。
その丸い穴の向こうの景色が
拝殿に立った瞬間からどんどん変わってく。





僕は基本的に信仰心というモノを
持ち合わせてはいない。
運命や人生なんてのは自分で切り開くモノ。
神さんに左右されるものでもないと思ってる。
だから何時も自分を信じるコトに努めてる。





一通り見て回って駐車場に戻った。





砂川さんは、ニコニコ笑って僕に言った。





「あなたを歓迎しているようですよ。」





琉球王国。





王国だなぁって思った。

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