せめて、人が僕だとわかる僕の仕事をしていたいもんだな。

テレビに出た。
…出していただいた、か(笑)





画面に映る自分の顔を見た。





最初の思い浮かんだイメージは…「 熊 ( ̄(エ) ̄) 」





まんま熊だった(苦笑)
輪郭は、アンパンマン以上に丸い(笑)





もう、諦めてる。
丸でも熊でもなんでもいいや(笑)





さて、それでも客観的に自分を見てみると
いつも思ってるのと随分違うなぁと思ってしまう。
映像で見ると、全く違う自分がそこに居たりするから
自分で自分のコトは解らないもんだと改めて思ったな。





自分がこうだ、と決めつけてしまうのはよくない。





ある意味、自分が自分だ、という事をを決めるのは他人。
自分が自分とわかるのは、外から見てる他人だけでさ。
だから、自分で「自分はこうなんだよね」と言ってる人は
たいてい自分の事など解っていないコトがほとんどだ。
まぁ、当たらずとも遠からずだと思う。





考え方ややり方に、自分なりの方法論があるのはいい。
そりゃ雰囲気であって、固まったイメージではないからだ。
ただ、僕も少々の経験があって色んな人を見てきたが
自分は自分でこうである、といって自分を決めつけて
すっかり自分のイメージ出来てる風の人ってのは
大抵そこで終わっている人が多い。
か、もしくは終わりかけている人だ。





誤解を恐れず書いてみれば





自分を決めつける、という行為は自殺だ。





決めた時点で、自分の息の根を止める。





とても自分不幸なコトであるが、
ある意味とても幸せなコトであり
無責任なのだが、超お気楽な話だ。
だから、世の中の大半はそういう感じで
だから、全然不思議な事でもないと思える。





でもさ、人は可能性を秘めてるよ。





勘違いの無い様にしてほしいけど
やろうと思えばなんでも出来るんだ!とか
死ぬ気でやればなんでもできるぞ!とか
そんな世の中の隙間や縮図を揺さぶって燻して
中の何かを振り落とすかの様な古臭い話しではない。





ただ、人は、何かやれるんだ。





自分はこうである。
これが自分だからコレは好きでコレはキライ。
そんな自分だからコレはアリでもコレはナシ。
それはものすごく「今」なんだろうけど
でも世の中の問題が「今」であるコトも間違いない。





僕はテレビを見て思った。





自分っちゃ、自分で思ってる風では全然ない。





せいぜいイメージで当たってるのは
足を引きずり、体が傾く歩き方と
熊の様な輪郭 ( ̄(エ) ̄)…だな(笑)





それ以外は、自分の思っていた自分とは
全然違う自分が画面の中に居た様な気がする。





そりゃそうだ。





テレビの中の僕にかける言葉とすれば
お前、昔思っていた理学療法士イメージとは程遠いぞ。
まさかお前が、そんな理学療法士になるなんて
まったく思いもよらなかったぜ!





そんな言葉が頭をかすめるぐらい
自分の自分に対するイメージとはかけ離れた
理学療法士がそこに居た。





そしてもう一つわかったコトがあるんだ。





画面の中の僕はとても楽しそうだ。





なるほどな、と思った。





自分のコトは自分で思ってる範囲じゃわからん。





自分で自分のコトなどわかるはずがないので
わかった気にならないでいる方が楽しいんだ。





さしあたり自分のコトなどよくわからんからね。





せめて、人が僕だとわかる僕の仕事をしていこう。





まん丸やもんなぁ…





まんま、熊 ( ̄(エ) ̄)

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