イメージを現実にしたいと思う「種」があるという状態

やたら長い打ち合わせだった。
しかしながら、随分と熱っぽっく過ごせたのは昨日の林先生との話しがあったからだと思う。



改めてだが、僕らの世界がいかに一般の人に縁遠い世界なのか、というコトを思い知った。
一度利用者を担当すれば、生活だの自立だのを口にするくせに、そのイメージを僕らは言葉に出来てない。
自分達のイメージを言葉に出来ていないのに、知らない誰かに伝わっていると思い込んでるコトがおめでたい。



根本的に、自分達が何がしたいのか?ってコトを自分の中でイメージし、それをビジュアルにし
言葉にし、プレゼンにし、活動にし、時間と空間を創りあげていくコトで仕事は成立するはずなんだ。
自分よがりに、仕事進めているウチは誰にも理解されない。何の為に、誰のために、が言葉に出来て
それが行動や行為と重なってこそ、自分自身も満足のいく「仕事」が出来るんだろうと改めて感じている。



話を戻すと、デザイナーさんの笹田さんは大変だと思う(笑)僕みたいなのにつかまったが最後
スタジオに来るたびにハードルが上がっていく訳で、僕はその都度都度、自分を変化させてくから
笹田さんは「着いてくるのが必死だ」という顔をよくされる(苦笑)



昨日の林先生の言葉の中にもあったのだが、伝わらないモノに誰も興味は示さない。
伝わらないというコトは、下手をすると勘違いを生むコトにもつながり、結局は何も生まないという状態になる。
人に伝わって初めて、それは何かを生む種になる。それに水や肥料をやる人が集うのもの伝わる事実があるからだ。



今回、ホームページやパンフレットを本腰入れて創ろうと思っている。
これまでは自分の技術の延長線上で、素人に毛の生えた状態のモノで自分が満足して終わってたモノを
今度はプロと、仲間と協働しながら、本当の自分のイメージに近いモノに仕上げてみようと思っているんだ。



今度応募する予定にしている



「ナガサキ型新産業創造ファンド事業」



このトップバナーに掲げられているカタカナのナガサキの文字から
その意味を考え、僕ら活動をとにかくSimpleに、解りやすく、初めての人にも共感してもらえるようなモノへ。
それだけを考えながら進んで話す自分を客観的に見た時に、林先生の影響の大きさをまた改めて感じていた。



林先生も笹田さんも、理学療法士でも無ければその筋の方々(やくざじゃないよ、関係者ね)でもなんでも無い。
でも、そんな人達が僕の仕事を何とか自分達の価値観で、より多くの人達に伝えられる様にしようと
アドバイスをくれたり、デザインを考えたりしてくれている。



連携



おそらく、連携というのはこういう状態をいうのではないかと思ったりもする。
イメージを現実にしたいと思う種があるという状態、なのではないかと。



それに水をやり、肥料をやり、鉢を作りたいとか土を肥沃にしようとか。
花壇や畑を形作ったり、並びや人からの見え方を考えたり、それを見る人の気持ちを考えたり。
一粒の種なんだけど、それがいろんな人の夢になって、その夢が花開くコトの為にみんなが一生懸命になる。



それが、ホントの連携なんじゃないかな。



忙しいってコトは、たくさんの人と連携出来てる証拠なのかもしれない。



もし本当に、連携してるんだったら



僕は一粒の種を
見つけているのかもしれないね。

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