やっぱ iphone になっちゃうんだよね…。

一勝一敗一引き分け、といったところだろうか。
産業化と一口に言っても、なかなか上手くいかないものだとつくづく思う。



簡単に言えば、地域のコミュニケーションを円滑にするシカケなのだ。
しかしそれでは「儲からない」という大きな壁が立ちはだかった(笑)
そりゃそうだ、最初から儲けなんぞ考えてない。それがゆえに出来たシステムだ。



だが一般論ではそうはいかないのである。産業化する以上「儲け」が必要だ、という理論。



今日、じっくり話してみて解ったコトが一つ。地域振興と産業振興は県庁では別モノだというコト。
彼らは要するに「税収源」という畑を育てるために、「税配分」をしたいわけだ。
だから、地域の特産品が売れるコトと、その特産品を育んだ地域の活性化とは直結しない。



僕の仕事は、行政の縦割りの隙間にあるのだと言う。それも、その隙間を何か所も縫っているらしい。



つまりは、儲からない。でも、市場は間違いなく創っている。
でも市場を創っているくせに、製品(モノ)を創ってないし、売っていない。
モノを売ってないけど、じゃあ、保健や福祉の行政サービスかと言えばそれでもない。
でも人は集まっているし、面白そうだし、なんかもったない感じがする。



で、とどのつまり、何課の何の事業でどう支援したらいいか解らないと言う。
どの事業にも当てはまらない、と言うのである。困ったもんだ(笑)
行政の範囲は越えちゃったんだろうと思って済ます(爆)



しかしだ、一つ思うコトはあるのである。



確かに、モノが無い。



シカケは万全である。拠点づくりのノウハウはあり、形も出来ている。機会づくりも出来る。
ただ、確かに、ツール(道具)が無いのである。「カンガエカタ」や「ヤリカタ」があっても売る「モノ」が無い。
だから…常に解りにくいのだ(笑)なんか、人に説明しても説明しても、解られない原因が解った気がする(爆)



つまりは、確かにモノが無い。



ヒト、カネ、モノ、そして情報。コレが揃って産業なのである。しかしながら、今、このモノが無い。
ヒトと情報をつないでコミュニケーションを円滑にするモノ。それがあって、カネになる。
ヒトと情報をつなぐまでは出来ているのである。ただそれを端的に示すモノが無い。



僕はそれをいつも iphone だと思っていた。



iphone は「ヒト」を「情報」を繋ぐ「モノ」であり、みんな買って使うから「カネ」になる。
僕のシカケにはこの「モノ」が無い。産業労働部は「モノ」創る所にカネを出し、税金を生もうとする所だから
僕の話が解らなくて当たり前だ。そもそも、モノの論理が無いのだから。



でも、そうだなぁ…。



地域住民全員にiphone配るわけにもいかず(笑)でもワンタッチで自分の欲しいコミュニケーションになれば
これは健康を担保するし、生活そのものを担保すると思う。しかしだ、残念なコトに僕の街は田舎で
とてもじゃないが、住民のコミュニケーションを iphone で、とはいかない環境なのだ。だからモノがない…。



う~ん…やっぱ、モノを生まないとダメ?



実は、アイディアが…無い(爆)



正直、これがカウンターKOくらった理由だ。とにかく僕にはモノが無い。
iphone が欲しいのだけど、iphone が何か、がまったくわからん。一体、何がそれに当たるのか?
解らん、解らん、解らん、わから~ん。漠然と思うコトはあるけど、ピンとは来てないのが正直な所だ。



ヒトとヒトとを電話とインターネットを使って近づけようとしたら iphone になった。



でもそれは、対象地域が「地球」なんだよね(笑)大き過ぎるんだ(爆)



僕は、自分の地域(街)で考える。
そこで使える iphone みたいな便利な「モノ」



一体なんなんだろう…。



地域のコミュニケーションを円滑にするモノ。



それがあると、確実に地域のコミュニケーションが増える、というモノ。



見つけられたら億万長者だね(笑)



う~ん、週末これで悩みそうだ。

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