何一つ関係のない言葉

なんとも照れくさい。僕はそんなにスゴくない。ただ、そう言ってくれる言葉はスゴくありがたい。改めて痛感してくれたスゴさとはなんだろう?と自分で疑問に思ったりするのだが(笑)でも、そう思ってもらえるコトが何か仕事のエネルギーにつながっているコトがあるのなら嬉しい。



もともと僕は人に教えるのが得意じゃない。手順を追っていくより自分でやった方が早いと思ってしまうし、教えるコトがいつの間にかその人への配慮に変わってしまって厳しく出来なくなるコトが多い。だからこれまで、人を教える場に立つ時のメッセージはいつも「僕は教育者なんかじゃないよ」だった。



良い意味で捉えてほしいのだが、実はもう教えるコトなど殆ど無くて、後は自ら学んでいくコトが重要だと思っている。それでも、ある程度の事は教えてきたし、仕事に集中できる環境も創ってきた。だから、もっともっと世の中を見てほしいし、たくさんの素晴らしい理学療法士にも気づいてほしい。



僕がやっている仕事は、教えるという世界には無い様な気がしている。変態の視点と、独自の解釈。そこから生み出すアイディアや言葉は複雑怪奇だし、説明しろと言われてまともに出来た試しもない。それに、根本的にリハビリテーションは産業ではなく、先ず医療であるべきだ。医療だから今があるのだから。



それを全部飲み込んだ上で僕は今をやっている。だから、痛感してくれるのは嬉しいのだが、僕は自分をスゴいとはちっとも思わない。配慮し過ぎて信頼を壊してしまったり、貧乏くじばかり引く負担で自分の時間を無題にしたり。世の中にはもっともっと上手くPTやってる人がいっぱい居ると感じるコトも多い。



ただ一つ、人を超えている所があるとすれば、僕は好きでやっているという所ぐらいだと思う。人が遊ぶのと同じ感覚で仕事が出来る能力だけは少しだけ特殊かもしれないね。



デザイン、マネジメント、マーケティング、イノベーション。株式会社、産業化、利益の循環。カンガエカタ、ヤリカタ、ツカイカタ、シカケやシクミ。そして、Total Habilitation System 。こうやって並べるとわかるけど、僕がやってる仕事のスタイルは、何一つPTの技術とは関係の無い言葉だったりする(笑)



だから、僕の理学療法スタイルは、教えられて身に付くモノではないのかもしれないね。でも、それでもいいのなら、そのフォームを真似してもらうのは嬉しいよ。



自分がコレだ!と思うモノをやるのが一番さ。

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