情報通信大臣

先般、東京の総会で情報通信大臣を仰せつかる。一度は玉砕した情報ネタも、何とか首の皮一枚でつながった。僕自身が「情報」としての印象を持つコトが出来てるコト、少しそんなイメージを持ってもらえる様になってるのなら嬉しいと思った。



とにかく今は「情報」にとことん拘っている。経験を積むにせよ技術を磨くにせよ、学問をやるのも起業するのも、人を教えるコトも世間に伝えていくコトも、情報の扱い長けていなければ、どのそれも使える話にはならないからだ。




地域リハの基本は市場の構築。それが出来て初めて在宅リハの必要性や手順、段取りに繋がる。その結果、お客を生んではじめて、自分のやりたいコトが出来る。その市場が「地域」である以上、地域への一方通行な発信ではなく相互に「情報共有」と「ネットワーク構築」を進めるコトが一番必要だ。



例えば、リハビリテーションの専門家が、リハビリテーションに長けているのは当然の事として、もし、リハビリテーションの専門家が情報通信に長けていたら。もしかそれが、専門家の領域に近い知識・技術に達していたら。それは、技術と技術の融合を生む。それをイノベーション(革新)という。



情報ネタとしては、個々の「顧客データ」の整理や「使える基礎」を組み込んだり、将来的には、現場に応用可能な「デジタルコンテンツ(例えば動画など)」の製作や「起業、経営の情報」まで、幅広く組み込んでいくべきだろう。



また、共有と同時進行でネットワークを構築し活用する。現に、直近大阪で開催された訪問リハビリテーションサミットあたりでは、FACEBOOK等のSNSによりかなりな参加者を集める事に成功した様子も「情報」として聞いている。



共有とネットワーク構築。リハビリテーションの根本的な趣旨に、コレを活用しない手は無い。ちなみに、情報コントロールにより、個人の情報収集・管理・活用能力を高める事で、社会の健康意識向上につながる、というエビデンスもきちんと存在するそうで「ヘルスリテラシー」というらしい。



例えばだ、地域リハの振興と在宅リハの提供量拡大を目的として以下の情報通信事業を行うとして…



①情報発信の為のwebサイトの運営(社会に向けた普及・啓発)
②情報共有の為のプライベートクラウドの設置(アクセス特権付き)
③ネットワーク構築の為のSNS(FACEBOOK)等の活用



例えばだ、①から③が地域リハと在宅リハの共通項として実行できれば「情報」が新たなリハビリテーションの手段にも成り得る。




専門家が、自分の専門以外の専門家になった時、イノベーションは可能になる。



マーケティングの習得に必死になった。
マネジメントの理解に四苦八苦した。
そして、イノベーションの意味も解った。



11月、当社は定款を変更し、事業項目に「情報通信事業」を追加します。

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