適応と進化


時の流れがある。新しいルールと古い習慣がある。でも、新しい何かに流されるだけなら中身がない。古さこだわるだけなら廃れていくだけ。だから、考えなきゃいいけないのじゃ、新しい何かと古い何かの中にある大切なモノってなんだろう。


たとえば、文化や風土。知識や経験。数とつながり。確かに古い何かが、新しい何かに変わろうとする時、破壊したり見直したり、受け入れる事への抵抗はある。でも、そこから逃げてしまえば、新しくなる事はただチャラいだけであり、古いこだわりは頑固なだけになり、それは、偏っていつか消えて無くなる事を示す危険信号の様なものだ。だから僕は、必死に考えてみた。僕がやろうとしているコトが何か。


新しい事に飛びつきチャラく何でも解ったふりするのか。古さにこだわって古いのに新しいと勘違いしたままでいるのか。答えはどちらでもない。僕は「適応」しようと思った。チャラくもなく、頑固でもない。その中間にある「適応」するという状態。カンガエカタもヤリカタも、ツカイカタも。今、僕らに必要なのは「適応」なんだと思う。


適応の先に進化があると思うけど、僕らはまだそこまでいってない。適応する事で精一杯。適応出来るか出来ないかって所で行ったり来たりしてるのは、若いのも年取ったのも、実は同じな様な気がしている。その状態がほぼ全部かもしれない。だから思った。伝えるメッセージは「適応」だと。


今日、最後のプレゼンテーションに立った。出来は最高だったと思う。自分が一番満足出来ているコトがなによりの証拠かもしれない。ホント、気分はスティーブジョブズだった。


「適応しよう」というメッセージと、進化の兆しとしての「iTherapy」は納得のいくマッチングだった。大きく頷く聴衆の皆さんの笑顔と、梅ちゃんの「鳥肌が立って涙出そうになった」って一言が何よりの成果だったと思う。


結局は、また自分で自分の扉を開けてしまったけど、僕はそれに満足している。適応できたから、進化してみたい。僕にまだチャンスがあるのなら。


夢のような2日間だったなぁ。そして、少し疲れたかも(笑)だから少し自分を癒して、そしたらまた先に進もう。


楽しかった。
ありがとう。

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