イメージのちから

なんと、気づけば4月は1回の投稿に留まっている。
KCファンの方、ごめんなさい。
なんて、一度言ってみたかった(笑)

それでも、この間仕事で大阪に行った時に会ったよ。
「ずっとブログを追いかけてたんです!」
「へ!?あ、そうですか…こりゃ…どうも。」

非常に複雑な思いがしたね。
若くて可愛らしい女性だったが、そんな層にウケる話か…?このブログ。
少々仕事に行き詰まった男のため息の様な文章が、そんな面白いのかな。

ただ、せっかくそう言ってくれる方も居るコトですし
しばらく滞ってた自分の考えの箱を埋めてく作業も
ちゃんとしてかなきゃなぁと思う。


さて…


昨日、立派に理学療法士になった彼が来た。
聞けば整形外科にお勤めで、今度通所を開設したいのだという。
僕のスタジオまで足を運んできてくれて、諸々教えてくれという。

結論から言えば僕はなんぼでも協力する。
聞かれたコトは隠さず答えるし、時間割いても一円も貰う気はない。
是非、頑張って開設してほしいと純粋に思う、ガンバレ。

ただ、実際はそう簡単にいかない。
正直思ってる。やれるもんならやってみろと。
お前さんが思ってるほど、立ち上げって甘くないぞと。

理学療法士は全般に教養が無い。
起業や社長だというとすぐ「稼いでるね」と揶揄する。
でも、大した責任も負わないのに、立ち上げやると鼻を高くする。

言おう。理学療法士の多くは、一人では何も出来ん奴の方が多い。
起業だの開設だの、出来ない仕事のうんちく並べるのは上手い。
もっと言えば責任を負わないで責任ある風の立ち振る舞いは上手い。

アハハ…毒吐くな(笑)

ただ、心底思うのは、理学療法士はイメージの力が弱い。
非営利区分の医療の中で生きてきた過去において
それはごく当たり前の世界だったのかもしれんが、時代は変わった。

イメージ出来ない僕らがどうやって生きていくかといえば
結局はイメージの力をつけるコトに他ならない。
人より光る仕事がしたければイメージ力しかない。

彼と話して思ったのはイメージのちからが全く無いコト。
半年時間をかけて学生時代に教えたコトは微塵も残ってない(笑)
まぁ、実際そんなもんだと思って教えていたコトも事実だけど。

これからの僕らに必要な力はイメージのちから。
なぜなら、僕らの仕事は直接から間接に変わってる。
医療者としての認識は終わり、実行より計画を求められている。

彼は良いタイミングの仕事を得ている。
医療者から生活者に変化出来る仕事のタイミングを得た。
後は、僕に聞かずとも取るべき行動は決まってる。


どうすればいいですか?って聞かないコト。


イメージのちからをつけるなら自分で考えるしか方法ないよ。
人に聞いたって、自分のイメージを知ってる人は居ないしね。
道行く人に「僕は何がしたいんでしょうか?」って聞いてもね(笑)


どうすればいいででしょうか?って聞いてるウチはやめといたがいい。


こうしたいんですがどうでしょう?って聞ける様になったら進めよう。


イメージのちからが大事だ。
頑張って。

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