20歳の老人、80歳の現役。

2日間の休みの多くを読書に充てた。久々に良い読み物と出会えたと思う。「How Google Works (ハウ・グーグル・ワークス) ―私たちの働き方とマネジメント」という本。じっくり読めたの前半部分だけなのだけれど、すっかりその雰囲気の虜になってしまった。経験に裏打ちされた表現や言葉のチョイスがスゴすぎる。今まで自分で自分のコトを上手く表現できずにいた事を見透かす様に、この本の中では僕の中の自分がサラッと表現されてしまっていた。あまりにも適切な表現に、誰もいない事務所で一人声を出して笑っていた。中でも一番気に入った表現が「20歳の老人、80歳の若者」だった。悔しいぐらいに的確な表現が続くので、タイトルにするときにちょっと変えてやった。何もしなければ、20歳でも老人になってしまう。でも、スマートクリエイティブと呼ばれてるGoogleの社員達は、80歳でも現役でいられるであろう働き方をしているらしい。もちろんオーバーに表現しているコトは重々わかるのだが、そのオーバーさ加減に的を得ている雰囲気を感じる。やられたなぁと思う。どうも、しばらくはこの本が手放せなくなりそうだ。

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