End.

自分のアイディアボードに「End」と書き込んだのは初めてだった。企画書というより、脚本を一本書き上げた様な気分だった。明るいうちに読み返して、微修正が必要だとは思いつつ書いたコトがそんなに恥ずかしくはなかったので、ストーリーとしては成立しているのだろう。最後の「End」を貼った時、10年ぐらい前に事業計画書を書けと言われて三日三晩徹夜したコトを思い出した。あの頃は何一つイメージできなかった僕が、今じゃ自分の終わりまでイメージができる様になっている。本当の脚本になるまでに、微修正して少しニュアンスは変わるかもしれないけど、エンディングのイメージはきっと変わらないと思う。理由は、自分でちゃんと「End」と書けたから。

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