非営利がスマートだ。

日本人は手先が器用で勤勉で、ものづくりで世界一になった時代があった。でも、豊かさは、そもそもあった日本人の良い所を薄くしてしまった。豊かになるコトが悪いコトではない。でも、豊かなのに豊かではないと言ったり、誰かの為の行為を損得で考えたり、自分を削って社会に提供するコトに無関心になると、人として本当の豊かさを感じる人生を送れなくなる。「仕事として金を払え。それなら金の分だけは豊かなふりをしてやる。」という本音の部分があるとすれば、それはスマートではない。今、非営利の活動をとてもスマートだと思う。非営利って何か自己犠牲を払ってやる様なイメージがあるが、そもそも、利益が出なくても活動ができる様な仕組みを考えるってコトは、実は営利な活動よりもっともっと頭を使わないとできないコトなんじゃないだろうかと思う。


勤務外で仕事するなんてバカじゃない。
休みの日にボランティアなんて面倒くせぇ。
自分の時間損するだけじゃん。


そう思っている人は、そう思った瞬間に人生を損するコトになる。非営利活動を考える人は、バカみたいに熱くって、面倒ばかりを背負い込んで、損ばかりしているけど、その繰り返しで実はどんどん「スマート」になっていく。スマートにな人は、その人しか見えない世界を見せてもらえる。だから非営利活動はやめられない。損得勘定が好きなら、是非非営利をやってみてはどうだろう。給料は貰えないかもしれないが、その分「自分」を貰えると思うから。

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