エンジェルに会いたい。

投資家の中に「エンジェル」と呼ばれる部類の人たちがいるらしい。自身が一度成功し、成功した仕事に区切りを付けて、成功の資産を次の可能性に投資する人たちのコトらしい。

世の中には、まだ自分の知らないコトが多すぎる。48歳になり、結構な量の修羅場を潜ったと思っていたつもりがまだまだ標準以下であるコトに気づかされる。

ここで別世界だと思っちゃいけないんだろうな。たとえば投資家とか、エンジェルとか、呼び名の特殊感に引いてしまって「自分と世界違うし」と思えば全てはそこで終わる。

実は非常にワクワクしているのだ。僕の悪いクセで、今までの仕事の経過に縁の無かった言葉が出てくるとその言葉を自分のモノにしたくて、その言葉を軸に仕事を計画してしまう。

去年の今頃は「企業」だった。片手はかかったが詰めた相手が現場だったので結局は上で潰された。その時、企業は確実に利が無ければ握手が成立しないという事を学んだ。

今は身の丈にあう企業との付き合い方で工夫ができる。互いの利を生む仕事ができる。大企業とは雲を掴む様な話だったが、身の丈の企業との付き合い方は畑を耕す様にコトが進む。

そして今「投資」という新しい言葉に出会ってびっくりしてる。投資という言葉に持っていたイメージの逆転劇が起き、知らなかった世界との接点にワクワクしてる。


金儲けではない。ただ、金は要るのだ。


自社の問題を解決するにも、困ったちゃんの育成や地元の発展に寄与する会社になる為にも、過疎の自治体の問題を解決するにも、未来を創るには金が要る。

ただ、それは、ケチな自己実現の為の小銭稼ぎではない。いい車に乗りたいとか、おねーちゃんをはべらかしたいとか、身なりや肩書きで優越感に浸るなんてしょっぱい話でない。

先日聞いた投資のプロの話。「投資の基準」とは、それがケチな自己実現の手段でなく、その仕事が「社会課題の解決になってるかどうか」だと語ってた。


どうにもこうにも面白そうな世界なのだ。


自分の今を解決しそうな言葉と出会ってワクワクしてるのと


僕は今、エンジェルに会いたくてたまらない。

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