挑戦、挑戦。

48歳も残すところ2ヶ月を切った。緊急事態宣言を揶揄する訳ではないけど、ここが男として勝負の2ヶ月と位置付けている。腐りながらも何とかここまでこれた人生を、この後の50代にどう活かすか、その方針が定まる2ヶ月であろうと思うのだ。


まぁ、少なからず欲も出てきた。もう少し現役を伸ばすか。今の状態でいけば50歳で引退という訳にもいかないから5年伸ばす予定で考え直してる。48歳残り2ヶ月、49〜50歳の2年間、51歳〜53歳の3年間、54〜55歳の2年間という感じで終活を分割して進めたい。


40代の終焉に重なったコロナショックは僕の人生を本当にややこしくした。それでも相変わらず欲は無い。他社との比較で優越感に浸る贅沢な休日を強引に演出したいとは思わない。それより、納得して終われる為の仕事の日々の方がよっぽど居心地が良い。


今は幸せだ。仕事は多い。山の様にある。さばききれず滞るモノも解決が先送りになるモノもある。忙しい。で、忙しいから幸せなのだ。たとえば、四十も後半になったおじさんが人の批判と自分の主張に明け暮れる暇な日々が見苦しい。忙しく生きる今が幸せだ。


何かを残せそうな実感がある。大半の人は気づかない。大きな社会の一部にしかすぎない。でもそれが創られたから、そこに取り組んだ誰かが居たから、大半の人は気づかない、大きな社会の小さな一部が進化した、という仕事を残せそうな実感を持っている。


2009年の9月に会社を一つ生んだ。そこから12年。2021年の5月に会社をまた一つ生むコトとなる。司法書士さんの事務所に行って定款や事業目的を相談して、会社登記に必要な手順と手数料などの説明を受ける。12年前と同じ流れだけど、またそれも新鮮で幸せだ。


12年前に生まれて初めて会社を創って始めた仕事が、12年経った今、新しい会社を生まなきゃ間に合わないほどの仕事に成長したってコトだから、こんな幸せなコトは無い。


引退の時期も多少先延ばしにしたくなるぐらい、幸せな気分だ。


40代のおっさんが幸せに思える何かがあったってコトが幸せなんだ。


おっさんは、そういうの創ってないと大変だぞ。

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